こんにちは、チェコ留学中の大学生yuyuです。
留学といえばキラキラしたイメージがつきものですが、その裏には案外地味で辛い時間があるのも事実。
幸いにも個人的には留学中に「辛い」「もう帰りたい」などと思ったことはあまりなく、基本的には毎日楽しく過ごしているのですが、その中でも実際の留学生活を通して感じた留学のリアルな部分を共有していこうと思います。
体調不良の時
体調不良の時。これが一番しんどかったです。私は留学1か月後に38度、3か月後に40度の熱を伴う風邪を引き、とんでもなく辛い思いをしました…。
日本ではそんなに高熱を出すことがほとんどなく、コロナにも感染したことがなかったので、久しぶりに思いっきり体調を崩し精神的にも体力的にも消耗してしまいました。熱にうなされながら急にホームシックになってベッドの中で号泣したり、病み上がりで大学に行った際には今まで我慢してたものが全て溢れて登校中のバスの中で涙を流してしまったり…。
周りの留学生を見ても、日本にいた頃より体調を崩している人が多いです。ヨーロッパには日本にはない病原体が潜んでいるのでしょうか…。
やはり熱を出したときや生理痛がひどい時は心細い気持ちになることが多かったので、日本から持参した薬を服用しながら自分をいつも以上に大切にして過ごすことを心掛けるのが大切かなと思います。
体調が回復してからプラハの観光地に出向いたり旅行したり友達と出かけたりする中で、自然と気持ちも上向きに安定しました☺
異国の地で体調不良になったら誰でも気持ちは沈むもの。考えすぎないで体調回復に専念しようという知見を得ました。
日本から薬を持ってくると安心ですね☺
年末/お正月シーズン
日本でも家族で団らんすることが多い年末やお正月。この時期に1人で部屋に籠っていると「いいなぁ帰りたかったなぁ」と思ってしまったり…。
特に私は今年成人式を迎える代だったこともあり、周りの友人の楽しそうなインスタのストーリーを見て寂しい気持ちを感じてしまいました。
まぁ人間ほしいものが全て手に入る訳でもないですし、この時期に留学したことも成人式に帰らなかったことも自分で納得して決めたことなので気持ちに折り合いをつけられましたが、同じ境遇の方はこの寂しさ分かってくださるんじゃないでしょうか…笑
成人式シーズンはsnsから離れるのも対策の1つかもしれませんね!
課題が終わらない時
国や大学にもよると思いますが、留学先の大学では日本にいた頃よりも課題が多い!というのは留学あるあるなのではないでしょうか。課題が多いだけではなく、全て英語で課題を片付けなくてはなりませんし…。そんな時はやはり少し辛く感じることがあります。
幸いこの時代は翻訳技術やChat GPTなどのAIサービスも発達していますし、どうしても辛い時は無理せずテクノロジーの恩恵にあやかってもいいのではないでしょうか…。
留学すると日本語でレポートを作成することがいかに楽なのか気が付きます笑
言語が聞き取れない時
授業の先生の英語が聞き取れない時、友人の英語が聞き取れない時、何も理解できないチェコ語で怒られてしまった時、やはり気分は落ち込みます。
これはもう自分で努力して耳を慣らしていくしか解決策はないのかもしれませんが、聞き取れない自分を責めなくていいとも思います。
悔しい気持ちをバネに必死で言語を伸ばせる人は強いです。私はそこまで強い人間にはなれなかったので、聞き取れない自分も自分の中で許してあげながら自分のペースで言語学習を進めていきました。(自分に甘いとは思いますが私が無理すると心が壊れそうだったので…)
英語がペラペラなヨーロッパの留学生に常に圧倒されていますが、「日本人は英語ができないのにあなたの英語は上手でびっくりした」「あなたが伝えたいことは分かってるから何も心配しないでいいよ、あなたは英語話せてるよ」などと彼女たちから時々あたたかい言葉をかけてもらえることもあります。環境の違うヨーロッパの学生たちと比較して落ち込まないで、私は私のペースで頑張ろうと思わせてくれました。
日本人の英語が流暢でないのはもうしょうがないです!環境の違い!
ルームメイトとの生活リズムが合わない時
1人部屋だったらまだ快適に過ごせるかもしれませんが、予算の関係で2人部屋になってしまったり、私のように強制的に2人部屋に押し込まれたりするケースもありますよね。
ルームメイトとの相性は生活する上でとても重要。就寝時間や起床時間、ささいなライフスタイルや価値観のずれで気持ちが荒ぶることもあると思います。
私も周りの友人もルームメイトのささいな行動に合わないなぁと感じることはよくあるようで…。まぁきっとお互い様だと思いますが、ルームメイトと快適に過ごすためには嫌なことははっきり伝えたり、事前にルールを作って確認し合ったりするのが一番いいかもしれません。
どうしても相性が悪かったら、部屋を変えてもらうのも一つの手です。
無理して心が壊れる前に逃げてしまっていいと思います…!
まとめ
このように留学中は楽しいことばかりではなく、辛いこともあります。それはそうですよね、日本での大学生活だって楽しいことも辛いこともありますから。
でも私たちが留学先で辛い思いをした分、私たちは強く成長できるとも思うんです。
どうかその辛さを嘆くだけではなく、次に成長する糧にして、「これもいい経験」と思って生きていきましょう…!
それに留学中は辛いことも沢山ありますが、それ以上の楽しいことやワクワクすること、感動することがあると私は思っています。全ては私たちの捉え方次第。
生活の中の気に入らない部分ばかりに目を向けていたら、気持ちもどんどん沈んでしまいます。楽しい方向、幸せな方向に目を向けて生活していくことで、自然と前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。
なにせこんなに辛いことを挙げておきながら、私は毎日笑顔で楽しく幸せに生きていますので!何とかなっていますので!心配しないでください笑
留学中/留学前の皆さん。人それぞれ辛いことがあるかと思いますが、お互い無理せず限られた時間の留学生活を楽しみましょう!
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