【ブレッド旅行記】日本人の98%が行かない国!?スロベニアで二十歳の誕生日を祝ってきた②

ヨーロッパ旅

こんにちは、チェコ留学中の大学生yuyuです。

皆さん、スロベニアという国を知っていますか?

日本人の98%が行かない国として知られるスロベニア。

ですが、スロベニアは本当に美しく、魅力あふれる国なんです。

二十歳の誕生日を迎えた10月某日。私はそんなスロベニアに1人旅に行ってきました。

今回はその二日目、ブレッドでの旅行の様子をお届けします♪

リュブリャナからブレッド

スロベニア旅行2日目。朝6時頃にリュブリャナのホテルで目覚め、身支度を整え、ブレッドを目指します。

ブレッドは美しい湖、ブレッド湖で有名なスロベニアの街。その美しさから「アルプスの瞳」などと称されています。

ブレッドへのチケットはリュブリャナのバスターミナルで購入できます。「往復で買えますか?」と尋ねたところ、復路(ブレッド⇒リュブリャナ)のチケットは帰りのバスで運転手さんから購入するように言われました。復路のチケットが貰えなかった代わりにバスの時刻表を頂きました。これを見てブレッドからのバスを捕まえてね、ということなのでしょう。

値段はなんと片道2ユーロ。通常は5.7ユーロなのですが、週末価格は安いようです。

チケットはこちらのオンラインのサイトからも購入できますよ。

ブレッドに到着

バスに1時間20分揺られるとブレッドに到着します。

実はブレッド、私が一番夢見ていた場所なんです。留学したら絶対にいこうと心に決めていた地に遂に自分の足を踏み入れることができ、”感動”なんて言葉で言い表せないほど心が動いたのを覚えています。

バスを降りて少しだけ歩いていくとこの景色!少し霞がかっているのも神秘的です。

まず初めに目指すのは、ブレッド城。

ブレッド城はこのような高台にあります。この写真はブレッド城へ向かう道中の写真です。

ゆっくり休みながら、写真を撮りながら登ったので、ブレッド城まで一時間ほどかかってしまいました。

ですが道中の道も豊かな自然に囲まれていて、幸せな気分のまま足取り軽く歩けました!

ブレッド城への道中
自然に囲まれていました。

ブレッド城

ブレッド城まで辿り着くと、入り口でチケットを購入することができます。

学生は11ユーロでチケットを購入できるため、学生の方は学生証を忘れずに持参してください。(一般は17ユーロ)

クレジットカードでも支払い可能です。

ブレッド城の入り口からすぐのところにカフェがあります。カフェと言ってもテラス席が沢山用意されていて、容器も写真のような使い捨てのもの。

この贅沢な景色を目いっぱい浴びながらコーヒーやスイーツを堪能できます。

写真の通り、石のテーブルの上で幸せいっぱいの朝ご飯を頂きました。

ちなみにこのケーキはクレムシュニテというこの辺りの地域の伝統的なケーキです。バニラとカスタードクリームをパイ生地で挟んでいます。食べた感想としては、味は日本のパイ生地シュークリームに似ているかなと!しつこくない甘さで美味しかったです。

ブレッド城は高台に位置しており、美しいブレッド湖を見下ろすことができます。

景色やカフェだけでなく、ブレッド城の中ではミュージアムや可愛いお土産屋さんも楽しめますよ!

こちらはブレッド城の建物から見た、ブレッド湖と逆側の景色。アルプス山脈が非常に美しいです。

ブレッド城では活版印刷のお土産も有名です。

自分の好きな紙/デザインを選んでお店の方に伝えると、自分の名前とその日の日付を入れて印刷してもらえます。少しだけ活版印刷の体験もさせていただけます。ブレッド城を訪れた際はぜひ記念にいかがでしょうか!

聖マリア教会

ブレッド城を一通り観光し終えた後は、ブレッド湖の目玉である聖マリア教会を目指します。

聖マリア教会はブレッド湖の真ん中に浮かぶ可愛らしい教会です。

湖の真ん中にあるため、もちろん歩いていくことはできません。

プレトナ』と呼ばれる伝統的な手漕ぎボートに乗っていくのです。

ボート乗り場に行って「島に行きたい」と伝えると、ボートのお兄さんに「ボートに乗りたい人が集まったら出発するからボートに乗って待ってて」と言われ、止まっていたボートで待つことに。

十数分すると、ボートが人でいっぱいになり島へと出発しました。

家族連れや夫婦で訪れている人が多かったです。しかしオーストラリアからきた老婦人がひとりで参加している私にも声をかけてくださり、お話をしました。彼女の長年の夢はプラハ(私の留学先)を訪れることだそうで「一週間後にはプラハに行くのよ~」と嬉しそうに話してくれ、私まで嬉しい気持ちになりました。

船が島に到着すると、40分ほどの自由時間が与えられました。40分経ったらまたこの集合場所に戻ってこなくてはなりません。一人でいた私を心配してくださったのか、船のお兄さんが「いいかい?○○時だよ?忘れないでね?」と私に念入りに確認してくれました笑

聖マリア教会の内部に早速入ってみました。

ここの鐘を三回鳴らすと願いが叶うと言われています。なんてロマンチックな教会…!

私が訪れた際は、幼いきょうだいが二人で何度も鐘を鳴らしていてとても可愛かったです笑その後私も鐘を鳴らしてきました!

入場料6ユーロがかかりますが、是非入ってみることをおすすめします。

島のお土産屋さんも、ため息が出てしまうほどかわいいです…。

このお土産屋さんの上には小さなギャラリーもあり、ブレッドの美しい風景画が数多く展示されていて素敵でした。

ジェラート屋さんがあったので、マンゴー味のジェラートをオーダー!

まるで天国かのような島で頂くジェラートは絶品でした♪

そうこうしている間に約束の時間が近づいてきてしまったため、ボートに戻ります。

このタイミングでボートの運賃を支払いました。値段は往復18ユーロで、現金のみ受け付けています。

島から見えるブレッド城も素敵!

ブレッド湖散策

ブレッド城、聖マリア教会と、ブレッドの観光スポットは押さえてしまったため、残りの時間はひたすらブレッド湖を散策します。

この日はひたすら歩き続け、湖を一日かけてゆっくり一周しました。

途中、雲間から差し込む美しい光も見れました。ちなみにこの光(薄明光線)は「天使のはしご」と呼ばれることもあるそう。あぁなんてロマンチックな日!

お昼ごはんはうまくレストランに入ることができなかったので、小さなスーパーで購入したピザのようなパンを、湖の淵に座りながら食べていました。いつもよりパンが美味しく感じました笑

腹ごしらえも済んだところでまた歩き出します。

どうやらこの近くにブレッド湖の美しいビューポイントがあるそうなので、そこを目指すことにしました。

しかし、これがなかなかの険しい道のり…。

大きな木の根っこの上を歩いたり、ミニ崖のようなところを通ったり、もはや梯子のような階段を登ったり…。

山登りに慣れていない私にはかなり辛い道のりでした笑

道中、カナダから旅行に来たご夫妻に「あとちょっとだよ」「気を付けてね」などと何度も声をかけていただきました。世界には優しい人がたくさんいるんですね!

何度も休みながら、気分の上がる曲を聞きながら、荒い息を吐きながら、何とか登り切った末に見れる景色がこちら。

間違いなく私の人生の宝物。大切な思い出の景色です。

帰路は満足感も伴い、登りよりも楽に下りていけました。

しかしその際に登り途中の観光客の方々に「頂上ってここからすぐですか」「あとどのくらいで着けますかね」と何度か聞かれたので、やはり辛かったのは私だけではなかったようです笑

ちなみに私は登りきるまでにグーグルマップが示す時間の倍かかったのでお気をつけください。(私の山登りが遅すぎるのが原因ですが…)

リュブリャナへ

ブレッド湖を一周した頃にはもう夕方になってしまったため、リュブリャナのホテルへ帰ります。

最初はバスの場所がよく分からずうろうろしていたのですが、インフォメーションセンターの方に尋ねたところ「そこで待っていたらバスくるよ」と言われたので大人しく待つことに。

すると続々とバスを待つ人も増えてきたので、安心してバスを待てました。

運転手さんに運賃を支払うとバスに乗れます。

そういえば2ユーロだと思って運転手の方に現金を渡したら、おつりが返ってきました。行きは2ユーロだったのですが、復路は安いのでしょうか…。それとも運転手さんから買う方が安いのでしょうか…。

何はともあれ、こうして私の夢のブレッド旅行は幕を閉じました。

次の日はスロベニアの港町、ピランに出発します。次回の更新をお待ちください♪

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