プラハ留学生によるチェコ周遊旅行(ブルノ編)

チェコログ

こんにちは、チェコ留学中の大学生yuyuです。

私はチェコの首都であるプラハで生活しているのですが、留学中にはできるだけたくさんのチェコの都市を訪れたい!という目標がありました。

そこで、とある週末に2泊3日のチェコ周遊旅行をすることを決断!今回の旅行では、ブルノ⇒テルチ⇒オロモウツの3都市を訪れます。どの都市もチェコの南部に位置するため、まとめて周遊してしまった方が効率的なのでは?と思ったんです笑

それでは、今回は私のチェコ周遊旅、1日目のブルノ観光の様子をシェアします☺

ブルノってどんな街?

さて。本題に入る前に、まずはブルノがどんな街なのか紹介しますね!

ブルノはモラビア地方最大の都市で、プラハに次ぐチェコの第2の都市でもあります。日本でいう大阪のようなところでしょうか。

プラハのように観光地が沢山あるわけではないのですが、ショッピングモールなどは沢山あり、生活感を感じられる活気のある街です。

プラハからブルノへ

プラハからブルノはバスで2時間半ほど。ヨーロッパ旅行ではお馴染みのFlixBusはもちろん、チェコを中心に走る観光バスRegioJetも利用できます。

この日は朝8時20分にプラハの中央駅前のバス停からFlixBusに乗り込み、10時55分にブルノに到着しました。

yuyu
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初めて降り立ったブルノの地に、わくわくしたのを覚えています☺

ブルノで観光

一旦カフェで一息

ブルノについてまず初めに向かったのは、気になっていたカフェ。

Monogram Espresso Barです。

カフェが大好きな私は、旅行に行く前に必ずその地のカフェをGoogle Mapで予習してから行くのですが、その際に一目ぼれしたのがこのカフェです。

ブラウニー?をいただきました

素朴な店内の雰囲気や、スイーツの見た目が本当に可愛らしいお店でした。

店内に置かれているコーヒーサーバーなどのグッズが全て日本製のものでテンションがあがりました笑

ブルノの地下道が気になる…!

次に向かったのが、「緑の市場の地下迷宮」と呼ばれるこちらの地下道。

なんとブルノは地下空間にも観光スポットがあるんです!だからプラハと違って地下鉄が通っていないんですね。

その中でも特に興味を惹かれたのがこの地下道でした。歴史的なワインセラー、錬金術師の仕事場や刑務所が見学できるそうです。

1時間に1度行われるツアーに参加することで、この地下道を歩けるのですが、結果として私はこの地下道を歩くことができませんでした…。

このツアーは二人以上のお客さんがいた場合に開催されるらしいのですが、私は一人でブルノを観光していたんです。そして私の他にこのツアーに参加したい観光客が一人もおらず、ツアーを行うことはできないと言われてしまいました。他の時間にもトライしたのですが、結局他の参加者は集まらず、断念することに。ブルノで一番楽しみにしていた場所だっただけに、悔しかったです笑

もしこの地下道を訪れたい場合は、友人や家族と共に行くのが確実ですね。私のように一人で行くと、ツアーが開催されない可能性があります。(私がブルノを訪れたのは1月のシーズンオフの時期だったため、観光シーズンである夏ならもっと盛り上がっていたかもしれませんね)

とにかくこのツアーには参加できなかったので、私は別の地下道に行くことにしました。

それがこちら、「Kostnice u sv. Jakuba」という納骨堂です。学生は80チェココルナでチケットを購入できます。

フロントのスタッフの方がとても優しく丁寧に案内してくださり、心が温まりました。

ここも観光客はほとんどおらず、がらんとしていましたが、私の他にも一組見学している方々がいたので、先程の地下道よりも人気なのかもしれないですね。

ちなみにこちらではツアーなどはなく、自分で好きなように見学することができます。そのため、一人旅でも気兼ねなく、営業時間中であれば好きな時間に訪れることができますよ!

辺り一面に積み上げられた骨に囲まれて、命とは何か考えさせられるような、不思議な気持ちになりました。

お昼ごはんにチェコ料理

そうこうしている内に、お昼の時間を過ぎてしまったため、チェコ料理屋さんに行くことにしました。

こちらの「Lokál U Caipla」というお店は、伝統的なチェコ料理を食べることができるブルノの人気店です。

私はレモネードと揚げチーズをいただきました。

日本人が「レモネード」と聞くと、レモンの味がするドリンクをイメージすると思いますが、チェコでは違います。レモネードには「ラズベリー味」「ジンジャー味」など様々なフレーバーがあるんです。ちなみに私が今まで見たレモネードで一番衝撃だったのは「キュウリ味」。

チェコ人の友人によると、「チェコではレモンのことをシトロンと呼ぶから、レモネードとレモンは全くの無関係。果物や野菜をベースにしたドリンクは全てレモネード。」だそうです。

こんなところからも異文化を感じられて面白いですよね。

そして揚げチーズはチェコ料理屋さんに大抵ある、伝統的なチェコ料理の1つです。カマンベールチーズを丸々揚げています。カロリーが怖いですが、チーズ好きにはたまらない一品!口に運ぼうとするとビヨーンと伸びるチーズが最高です!

こちらがチェコの揚げチーズです

ブルノの街をぶらぶら探検

腹ごしらえを済ませた後は、ブルノの街をぶらぶら散歩しました。

ブルノの有名な旧市庁舎を見に行ったり、大聖堂を見に行ったり、広場を歩いてみたり。

ブルノには下の写真のようなユニークなオブジェがたくさん置かれていて、何だか面白かったです。

聖トーマス教会の前の騎士
メイン広場の時計
旧市庁舎のワニ
メイン広場にて

ブルノの街の雰囲気はこんな感じ。天気が悪いので寂しい印象を受けますが、実際は人通りも多く、活気がある印象でした。

ブルノのお城

プラハにはプラハ城がありますが、ブルノにもお城があります。シュピルベルク城です。

この日は霧がかっていたこともあり、なんだか神秘的な空気を感じました。

シュピルベルク城までのぼる道中、たくさんの鳥かごを見かけました。なんだか素敵です。

元々は国王やモラヴィアの伯爵の城だったシュピルベルク城ですが、オーストリア帝国時代には刑務所として、さらにその後は軍の兵舎として利用されてきたそうです。その名残で、城には大きな大砲が置かれていたりします。高台に位置し、ブルノを一望できるこの城からなら、敵をすぐに見つけられそうです!

シュピルベルク城からの景色

私は城の内部は見学しませんでしたが、現在この城は博物館として開かれており、観光客も見学できるようです。

また、街中と同様、この城にもおもしろいオブジェクトが!

ブルノは非常に興味深い都市でした。

ブルノのキュートなホステル

少し早いですが、明日も観光するため、今日はもうホステルで休むことにしました。

今回利用したのはこちら、「Apartmány Brno」です。

こんなに可愛らしい部屋に宿泊できました!キッチン、シャワー、トイレは他の宿泊者と共用でしたが、広々としたベッドルームは一人で使うことができますし、かなり満足度が高かったです。

管理人の方もとても優しく気さくな方だったので、またブルノに泊まることがあればもう一度利用したいです!

まとめ

私のブルノ旅行記はいかがでしたか?次の日は朝からテルチに移動します。

テルチはチェコの中でも特に可愛い街並みなので、ぜひ楽しみにお待ちください!

最後まで読んでくださりありがとうございました☺

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