こんにちは!チェコに留学していた大学生、yuyuです。
留学を終え日本に帰国したのが約1年前。久々にブログを更新させていただきました。
帰国してからの1年間で私が最も力を入れて取り組んでいたもの、それは「就活」です。
26卒就活生として、自分の進路に精一杯向き合ってきました!
そんな中、留学を控える後輩からは「留学と就活の両立って大変じゃないですか?」などという質問をいただくことも多かったです。
そこで今回は、交換留学と就活の両立について、自分の体験談からお話しようと思います!
就活中のスケジュール

私は大学2年生の秋学期~3年生の春学期にかけて交換留学をしていました。
卒業時期を伸ばさずに交換留学へ行くことを決めていたため、周りの同級生と同じ26卒として就職活動を行いました。
まずは、そんな私がどのようなスケジュールで就活に取り組んでいたか、共有します!
- 2024.3大学の就活セミナーに初参加
- 2024.4適性検査(SPI、玉手箱)の勉強を始めてみる
- 2024.5ESを書いてみる & 面接、GDを初めて受ける
- 2024.6夏インターンシップ選考ラッシュ & 初めて1dayインターンシップに参加
- 2024.7夏インターンシップ選考ラッシュ & 初めて対面複数daysインターンシップに参加
- 2024.8~9夏インターンシップに参加
- 2024.10~12秋冬インターンシップ選考、参加 & OB訪問 & 早期選考
- 2025.1~4本選考
青いアンダーラインはまだチェコに留学をしていた時期のもの、そしてピンクのアンダーラインは日本に帰国してから取り組んだものです。
今思うと、帰国してから就職活動を始めても問題なかった気がするのですが、当時の私は日本にいる大学生に置いていかれるのは嫌だと、必死で対策を行っていました。
交換留学と就活の両立、どこが大変なの?
ここからは、交換留学と就活の両立について私自身が大変だと感じたポイントを挙げていきます。
①周囲の様子が分からない

交換留学生が就活をする上で、最もディスアドバンテージになるのがこのポイントではないかと思います。
留学先にも依りますが、私の留学先には日本人学生は多くなく、まして26卒として就活に励む学生は非常に少ない環境でした。
そのため、就活を始めたばかりの時期は特に、「今なにをすべき時期なのか分からない」「日本の大学生はどんな温度感で就活をしているんだろう」などと常に不安と顔を合わせていました。
私が就活を始めた時期から約1年が経ち、自身の大学のキャンパスを歩いていると、「○○(大手コンサルティング会社)の選考受けた?」「GDってどんな対策すればいいの?」など27卒と思われる大学生が会話する声が頻繁に聞こえてきます。
その度に「そうか、あの時日本にいたらこうやって友人と助け合いながら就活のスタートダッシュができたのか」と改めて感じます笑
交換留学中は周囲に就活生が少ないため、情報共有や悩みを相談しあうことが難しいという大変さがありました。
②適性検査(SPI、玉手箱)の参考書を購入できない

これはマイナートラブルなのかもしれませんが、私自身は適性検査の参考書を購入できなかったことがとても悲しかったことをよく覚えています笑
多くの就活生が、SPIや玉手箱などの適性検査を受検する前に書店などで参考書を購入すると思います。
ですが、もちろんこの参考書は日本の本。海外からの購入のハードルが非常に高いです。
電子書籍ならば問題なく購入できますし、実際に友人は電子書籍で購入したもので勉強していましたが、紙の本で勉強したいタイプの私には参考書が手に入らないことは大問題でした笑
(よく考えれば諦めて電子書籍を購入すれば済む話ですね笑)
もし私のように紙の本で勉強したい留学予定の就活生がいたら、出国のタイミングで参考書を荷物の中に入れてしまってもいいかもしれませんね!
③面接が深夜や早朝になってしまう時もある

チェコと日本の時差は7~8時間。
時差が大きいため日本での活動時間とチェコでの活動時間が嚙み合わず、面接時間が深夜や早朝になってしまうこともありました。
ただ基本的には企業側も面接の候補時間を複数用意してくださるため、自分でスケジュールを上手くコントロールすることは可能です!
私は上手くスケジュールを調整することに失敗してしまい、チェコ時間で午前2時や午前5時に面接を受けさせていただいたことがありました笑
その際は眠気で頭が働かずに面接に落ちてしまったので(それだけが理由ではないと思いますが)、しっかりとスケジュール管理を行い、自分が集中できる時間に就活の予定を入れることが大切かもしれません!
④ネットワーク環境が悪く、就活イベントへの参加が困難になることもある
私が初めてオンラインの1dayインターンシップに参加した際、ネットワーク環境が悪く何度も何度も接続が切れてご迷惑をおかけしてしまったことがありました。
留学先や寮の環境によりますが、日本よりもネットワーク環境が悪く就活イベントの参加が困難になるケースもあります。(私の友人は、ネットワーク環境が整っていないことが原因で適性検査の受検がスムーズにいかないなどのトラブルとも戦っていました。)
その点は留学生ならではの苦難とも言えるかもしれません。
⑤スーツがない
私は留学にスーツを持っていきませんでした。
留学に出発した2年生の夏の私は、まさか3年生の春から就職活動が始まるなんて思ってもいなかったのです…。(もっとリサーチを徹底するべきでした。)
そのため、留学中に参加したオンライン説明会や面接では一度もスーツを着ていません。
オフィスカジュアルな白いブラウスを持っていたため、毎回それを着用して就活をしていました。
正直それで困ったことはなかったですし、「現在留学中で…」とお話すると理解してもらえることが大半だと思います。
ですが一度だけコンサルティング会社の説明会に出た際に、私以外ほとんどの学生がスーツを着用しており肩身が狭い気持ちになったため、目指す業界によってはスーツが手元にあるといいのかもしれません。
⑥帰国直後の就活で時差ボケ
私は帰国直後にGDや初めての複数daysインターンシップに参加したのですが、時差ボケで常に頭に靄がかかっているような感覚を覚え、全く集中できなかったことがありました。
「日本に帰ったことだし、これからは就活に集中するぞ~」と意気込んでスケジュールを組んでいたのですが、時差ボケにも注意しながらスケジュール管理するべきだったと反省しています。
⑥就活に身を入れすぎて、留学を楽しめない

最後に、私が後悔していることが1つあるため、それを紹介させてください。
なかなか上手くいかない就活に焦ってしまい、就活ばかりに身を入れすぎて、留学生活最後を思いっきり楽しむことができなかったのではないかと私は反省しています。
自分の将来を決める就職活動はもちろん大切ですが、海外で世界中の仲間と過ごす留学も比べられないほど大切な時間です。
当時の私は面接に1つ落ちる度に自信を失い、不安な感情で頭が支配されてしまっていました。
今だから言えることですが、「まぁきっと何とかなる」そんな気持ちで切り替えながら、就活を進めつつも、目の前の留学生活も楽しむべきだったと思っています。
まとめ
今回は交換留学生の就活との両立の大変なポイントについて紹介しました。
留学と就活の両立にはもちろん大変なことも沢山あります。
ですが、この記事を読んでいただいた皆さんなら分かる通り、これらの大変なポイントは殆どが対策できるものです。
スーツや本は事前に手元に用意しておけば問題ないですし、適切なスケジュール管理や日本にいる友人との情報共有を意識すれば、多くの困難は乗り越えることができるでしょう。
また交換留学を経験したからこそのメリットも多くあります。
単純な語学力や異文化コミュニケーション力はもちろんですが、異国での困難を乗り越えた強さや、留学をしようと決断した挑戦心を評価してくださる企業も沢山あるはずです!
留学という時間の中で、自分の新たな側面や夢を見つけ、自己分析が深まった学生もいるかもしれません。
私自身、自分の時間が豊富にある留学の中で、改めて自分を見つめ直し「自分のやりたいこと」や「自分の好きなこと」を再発見できた時間になったと感じています。留学という時間があったからこそ、今自分が心から納得した状態で、内定先へ就職を決めることができました。
これから就活する皆さんには、必要以上に不安に感じることなく、留学という貴重な時間を楽しみながら就活と向き合ってほしいです。
この記事を読んでくださった皆さんが心から納得した就活を終えられることを、願っています!
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